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2008年大阪ハイエンドオーディオショウ


大阪ハイエンドオーディオショウ2008(大阪ハイエンドショウ実行委員会主催)

今年も恒例のハイエンドオーディオショー大阪(ハートンホテル心斎橋)に行ってきました。
今回は別の用事があったので毎年のようにじっくり時間を掛けることは出来なかったが、まあ、それでも半日、十分、ハイエンドオーディオを満喫することが出来ました。

まずは、JBLを扱っているハーマンインターナショナルのブース。学生時代にJBL4343と言うモニタースピーカーの音を聴いたことがオーディオ世界に大きな興味もったきっかけだから、JBLは外すことは出来ないのです。

これが気になっていたJBLの新作スピーカーTS8000

JBL TS8000
1本40万円程度だからハイエンドスピーカーの部類の中では良識的な価格設定だと思う。
ウーハーも含めて全てのスピーカーユニットは紙コーンではなくマグネシューム合金という今時の素材だ。
音の感想は・・正直、良く分からない。普通の音だ。聴いたことのないソースばっかりだった為か、あんまりピンと来なかった。

ハイエンドオーディオの新しい定番?

JBL DD66000とマークレビンソンのパワーアンプ。
JBL DD66000とマークレビンソンのパワーアンプ
安心できる音。やっぱり、TS8000より DD66000の方がずっとずっといい。
大きさの違い、値段の差を考えると、これは当たり前かなと思う。

WillsonAudio

ウイルソンオーディオのMAXXとか言う中途半端なロボットみたいな形のスピーカー。
リスニングポジションに応じて各スピーカーユニットの角度を調整できるらしいが、面倒くさそうだ。
価格は無茶苦茶高いらしい。
ウイルソンオーディオのMAXX
音は、全く良く分からない。リスニングポジションが悪かったのか、このスピーカーのエージング不足の為か、1千万円近くするスピーカーの音には僕には到底思えなかった。意外にも雑な印象の音だった。チューニングがとても難しい品物なのかも知れない。

 

AudioMachina

やっぱり今年もいちばん凄かったAudioMachina(オーディオマシーナ)のThe PURE Systemというスピーカ。
去年も聴いてびっくりしたが、やっぱり凄いと思う。見た目のデザインは不気味だけど・・
感動のあまり、演奏中の写真を撮り忘れてしまったのが残念。
下写真は、演奏が終わり、片隅に置かれたAudioMachina The PURE System。
AudioMachina The PURE System
どう凄いのかを簡単に言うと、スピーカーから鳴っている感じがしなくなることだ。
とつぜん音場が形成されてスピーカーの存在を感じなくなる。

あまり適切な例えでは無いかも知れないが、昔流行った3D錯視画像。平面画像(写真やイラスト)なんだけど、見ていると、突然、奥行きの有る立体映像が見える。これの音響版のような感じ。

これは、耳から聴こえる音の周波数情報や位相情報や時間情報が、ある条件を満たすと、頭が勘違いして、そこに、こんな音源(音像)があるに違いないと、頭の中にフィールド(音場)イメージを自ら作り上げてしまうためなのだろうと推測している。

たぶん、これを経験してしまうと金銭感覚麻痺のハイエンドオーディオ世界に入ってしまうのかも知れない。僕は幸い(不幸に?)にして元手が無いので金銭感覚を麻痺させることが出来ないのだ。
2007年の記事・AudioMachina(オーディオマシーナ)のThe PURE Systemというスピーカ


とうとうハイエンドオーディオ世界にもiPodが乱入

iPodステーション(ドック)Wadia 170 iTransport
これは、いわゆるiPodステーション(ドック)Wadia 170 iTransport。
その辺の電気屋さんで市販されているiPodドックとの違いは、イヤホーンジャックからアナログ信号を取り出しているのではなく、ネイティブなデジタル信号を取り出し、一般的なデジタル信号(SPDIF)に変換し出力する。だから手持ちのD/Aコンバータが使えるのだ。
で、試聴してみたが、凄い良い感じ。もちろんリッピングしたソースの質やD/Aコンバータが大きく影響すると思うが、ここで数曲聴いた感じは、かなり良いように思う。もしかしたら、高額なCDプレイヤーを買うより、こんなのを買う方が利口なのかも?と正直、思ってしまう。


 

 

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