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長年愛用の電気掃除機の分解
長年愛用の電気掃除機がある日突然動かなくなった
長年愛用している三菱電機製の電気掃除機(TC-B65)。
15年ぐらい前の紙パック式のレトロなモノだが、ずっと毎日ご機嫌に動いていた。
でも、先日から何故かピタリとも動かなくなってしまった。
で、分解調査したのだ。
集塵メーター(集塵インジケーター)。
電気の気配のないシンプルなメカ部品だ。
バネとシリンダーによる圧力計のようなものだろうか?
肝心のモーター部分を開ける。
これが吸引機一体型モーター。
吸引するときの爆風で自己冷却もしているのだと思う。
コード巻き込みリール。
スリップリングになっている。
パワーコントローラ基板。
トライアック(東芝M16G45)による位相制御方式のようだ。
つまり電球の明るさを変える調光器と同じ制御方法だ。
モータ下にあるサーモスタット(過熱保護用センサー)。
全体はこんな感じ。
今回の故障の原因はコード巻き込みリール部分(スリップリング端子とモータ線との接続部の接触不良(断線)だった。大電流が流れる接続部なので、これだけ年数が経つと仕方ないのだろう。
簡単に修理できてメデタシメデタシ!
まだまだガンバってもらおう。
投稿:2009/9/1