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便利で超薄型デザインのPCコントローラ

見た目と操作性を徹底的に重視したパソコンのコントローラ(操作器)なのだ

このコントローラは、2台のPCで、1組みのディスプレイ、キーボード、マウスを切替えて使用する、いわゆるPC切替え器(いろいろ市販されています)の機能に、2台のPCの起動と終了をこのスイッチのみで行う事が出来る機能を加え、さらに各PCのHDアクセス表示ランプまで追加したものです。しかも、こんなにクールな超薄型のデザインにしました。(たんなる自己満足ですが。。)



PC本体に全く触れることなく、2台のPCの起動と終了ができます。HDアクセス状況も分かります。操作するPCは、キーボードでCtrlキーを2回連続して叩くと切り替わります。とても便利で、もう手放せません。



見た目と操作性は、だいぶんエレガントにしましたが、実は、仕組みは、全然エレガントでも何でもありません。ディスプレイ、キーボード、マウスの切替え回路部は操作部とは別体で、その回路部やごちゃごちゃした配線などの美しくない部分は机の下に隠しているのです。起動と終了の操作や、HDアクセス表示は、たんに、各PCのマザーボードから、ちょっとしたインターフェイス回路(フォトカプラを用いたカップリング回路)を介して接続して、操作、表示しているだけです。

中身はこんな感じ。LED駆動回路とスイッチだけ。


うす型にこだわった筐体は、上下2枚のアルミ板を下写真のキューブスペーサ(1辺が8mmの立方体)を用いて固定することによって実現しています。


この薄型ボディーの中にはLED(発光ダイオード)とそれを光らせる小型SWトランジスタとプッシュスイッチがあるだけです。これがLEDモジュールです。



あの白亜化学の青色高輝度LEDです。青色LEDが実現されたのがうれしくてたまらなくなり、出はじめ頃に買ってしまったので、とても高かったです。定格電流を流すと眩し過ぎるので、電流をだいぶん制限して光らせています。


ちなみに、PC切替え回路部は自作ではなく、市販品(コレガ社製)のジャンク品(筐体割れ破損品)をYahoo!Auctionで510円で落札したものから基板を取り出し改造して使っています。高解像度の画像信号(広帯域信号)を画質劣化無く切替える回路を完全自作することは、かなり困難(無意味?)と思います。だからプロが作った製品を利用させていただくのが利口なのです。いやいや、たんなる手抜きかな?



マルチディスプレイ対応にバージョンアップ

PCのモニタをマルチディスプレイにしたので、このPCコントローラのディスプレイ切り替え部も更なる改造。
メインモニターはWUXGAのデジタル(DVI)でサブモニターはSXGAのアナログ(RGB)というハイブッリド構成。
アナログ切り替え回路は、そのまんまコレガ製を流用し、デジタル(DVI)切り替え機(中古品)を新たに購入し、無理矢理なインターフェイス(同期回路)を作製し合体させたのだ。
かなり不細工な見た目だが、これは目につかない机の下の片隅に設置するので、こんな格好でもよしとした。


2つのディスプレイの同時切り替えが可能になったのです。


おまけ

これが、僕の愛用している2台のPC(パソコン)です。このPCコントローラを用いると、PC本体に手を触れる必要はほとんどありません。ちなみに何故かイスラエル製のPCケースです。

 

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