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電子レンジでちょと遊ぶ
2011/8/5
電子レンジを分解
とうとう長年お世話になった電子レンジが壊れた。
今までの故障はスイッチとかコネクタの接触不良というような枝葉部分の不具合だったが、今回はどうも電子レンジの根幹であるマグネトロンがおかしいような気配だ。電圧は掛かっているのに発振していないような感じ。
外部電源でマグネトロンを動かしてみる
そこでマグネトロンを外部電源を用いて動かす実験をした。
ヒーターは元々のトランスを用いて発熱させ、昇圧回路は使わず高電圧直流安定化電源器を用いて、外部から直接マグネトロンに加速電圧を与える。そうすることにより簡単に自由に加速電圧を変えれるし電流を知ることができるし、色々遊べそうだ。
実験コネクションはこんな感じ。
まずはヒータを通電し、そして加速電圧をどんどん大きくして行った。スペックの2KVまで上げたが、ぜんぜん発振していない様子。電流が殆ど流れない(2mA程度は流れている)。さらに電圧をこの電源器の最大電圧である3KVまで上げたが、やはり電流が流れない。
う~ん。どうやらマグネトロンが根本的に破損しているようだ。
初めてのマグネトロン分解遊びに突入かな 。
続きは下記の分解ネタで。