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テレビスタンド(テレビ台)の自作
薄型テレビなのに
時代は薄型テレビ(液晶テレビ)になったのに、市販のテレビ台って、ブラウン管時代のモノと大して変わらないデザインで、せっかくの薄型であることが全然活かされていないように思います。本当は壁に取り付けるのが最もシンプルで格好いいのですが、場所変更等の自由度が失われてしまいます。そこで、薄型テレビの雰囲気を損なうことなく、かつ、どこにでも簡単に移動可能なキャスター付きTVスタンドを手作りしました。
こんな感じです
東芝REGZA(レグザ)42インチ用のサイズです。サイズ等はあくまでも参考までということで。
ポイントは安定性です。元々の製品に付属している正規の台座の高さを延長すると考えて、その高さ延長に対する台座のサイズを単純な比例計算で求めて、必要最小限のお大きさの目ぼしをつけ、(正規の台座は重さで安定性を増やしているので、その分の)十分なマージンを持たさた大きさにします。それと、テレビパネルの重心の位置は液晶パネルが前面にあることから、かなり手前側にある事を注意します。
工作風景
木工ボンドと木ねじで組み立てる。底面とアームとの固定はロングスリムタッピングネジ(長さ65mm)を用いてグイグイと締め上げる。注意点はアーム木材には予めドリルで十分な大きさと深さのリード穴をあけておかないと木材が割れてしまいます。補強金具を用いなくとも十分な強度が得られました。
キャスターASSYを作る。キャスターはダイソーの2個入り105円を使用。
白色にペイントしたスタンドに黒色にペイントしたキャスターASSYを取り付ける。
これはテレビ本体をTVスタンドのアームに取り付けるためのL型金具。ちょっと高かった。
これで完成。あとはTV本体を取り付けるだけ。
TV本体を取り付ける
テーブルの上にTV本体を裏向けに置き、M8のボルトでしっかりと締め付ける。スプリングワッシャ等を入れるので15mmのボルトを用いた。長すぎるとTV本体を破損する可能性があるので注意が必要。
こんな感じに出来上がり
裏面には小型スピーカーを設置。それと、録画用HDドライブも設置。前から見えないTVの裏側にゴチャゴチャした機材を隠し込めて、とても都合がいいのです。
何かの参考にでもならば幸いです。
投稿:2012/4/17
追記:2013/5/10
姉妹工作
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追記:2013/5/23