雑記雑学娯楽室 <<
創業特別フォーラムなるものに参加して
常々、出来るだけ色々な分野での見識を広めて行きたいなあと考えています。先日、ご縁があり、商工会議所主催の『創業特別フォーラム』なるものに参加させていただきました。その第1部に、神戸を中心に人気の洋菓子店を展開されている株式会社レーブドゥシェフ代表取締役・佐野靖夫氏の講演会『創業に向けて〜勇気と冒険』がありました。
僕は、このようなテーマの講演は初めてなんですが、その内容は、たんに流暢に語る教科書的なものではなく、講演者ご自身の実体験を重ねて得られた心のこもった説得力のあるメッセージが数多く含まれる大変有意義なものでした。ここに、自分の覚え書きとして、僕が感じとったメッセージを要約しておきます。
講演者:
株式会社レーブドゥシェフ
代表取締役 佐野靖夫氏
レーブドゥシェフのホームページ:
http://www.revedechef.co.jp/
ただ美味しいと言うことだけではなく
自然と健康と美容にも、とことんこだわったお店です。
上の写真は講演時に頂いたパンフレット
をスキャンしたものです。
ご講演内容から僕が感じとったメッセージの要約です。
●店をつくることが目的ではなく、一流(トップ)になることを常に目的とするのです。
●たんに売れればいいのではなく、ほんとうに良いもの、ほんとうに体に良いものを考える。
●人(お客さん)に喜びを与える工夫を常に考えるのです。
●どんなことでも思いつく戦略を書き出してみる。どんな小さなことでもよいからとにかく書いてみること。
すると何かが見えてくる。
●「お金があるから何かやろう」という発想で店を出してもすぐつぶれます。
●他の店に入って(どんな業種でも)厳しい目で見るのです。
そして、これに勝つにはどういうことをすればよいか、自分だったらどうするか、を常に考えるのです。
●常に自分の目に輝きを持つこと、社員の目に輝きを持たせること、が社長としての最も大切なことです。
●人のやらないことをする。自分しか出来ないことをする。自分しかつくれないものをつくる。
●絶対出来ると思わないと、絶対出来ません。
●希望や夢を絵に描く、そして、しばらくそれを忘れてみる。。すると、何かつかめることがよくあります。
●苦手な社員を片思いのように愛するのです。
●人は命令では決して動きません。共鳴して、はじめて人は動くのです。
●材料(人間)/鮮度(スピード)/技術(テクニック)の順番で大切なのです。テクニックを過信したらダメです。
●材料屋さんを泣かすな。つまり、最も大切な材料をケチったり値切ったらダメです。
●お金は人に使うことが最も大切。人に投資することが、最も活きた投資なのです。
●人にパワーを与えることの出来る人がパワーを持っているのです。
素晴らしい講演ほんとうにありがとうございました。