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ぴったしラーメン鍋
インスタントラーメンが大好きなあなたへ。
気軽なインスタントラーメンが、もっともっと、お気軽になってしまいます。
僕はカップラーメンが大好きで、いい加減な量の水を鍋に入れて、お湯を沸かしてインスタントカップラーメンを作るんですが、いつも、お湯が多量に余ったり、足らなかったりしているのを見ていた妻が「鍋に目印でも入れておけば?」と言ったのがきっかけです。
要約
市販のインスタントカップ麺に適切な水量を何も考えなくても直感的に注ぐことが可能なお鍋です。
従来のお鍋でインスタントカップ麺を作ろうとすると。。
●インスタントカップ麺には、通常その必要水量の記載がありません。
●必要な水量が分かったとしても、その量を計量して、鍋に注水するのは、とても面倒です。
●そこで、適当な量を鍋に注水し沸かし、インスタントカップに注ぐことになります。
多くの場合は、お湯が余ったり、時には不足してしまう。不足した時は結構ショックです。
●不必要なお湯を沸かすことによりエネルギーと時間を浪費
してしまいます。
市販されている主なインスタント麺を調査しました
現在市販されている主なインスタント麺に必要なお湯の量(推奨水量)はおおよそ下表
のタイプに分類できます。
そこで、こんな鍋を考えました
●主なインスタントカップ麺に必要な水量の目安目盛りを設けます。
●目安目盛りには、その種別(カップの形状等)をイメージできる
シンボルマークを記載するのです。
つまり水量を数値で読み取る必要がなく
一目見て、そのインスタント麺に必要な量の注水が可能なのです。
目盛りを少し大らかにしました
目安目盛りの幅を太くして、バラツキ(メーカや製品による多少の違い)を吸収するのです。
化学実験をやる訳ではないので、精度は必要ありません。
また、個人の好みの違い(スープの味が濃い目が好きとか。。)もありますし。
こんなバリエーションもあります
1人分の目盛りと2人分の目盛りを印字するとか。。
さらに、こんなバリエーションもあります
目安目盛りに加えて、通常の絶対量目盛りも印字するとか。。
特徴と効果
●調理しようとするインスタントカップ麺に必要な水量を予め知っておく必要がありません。
●極めて容易に直感的に必要水量を鍋に注水することができます。
●必要なお湯を沸かすことができるので省エネルギーに貢献します。
●気軽なインスタントラーメンがさらに気軽に作る気持ちになれます。
商品性
●見た目に分かりやすい、見るだけで機能を理解できる商品です。
●インスタントな時代にマッチした商品です。
●従来の鍋との差別化が可能です。
●インスタント食品メーカ殿の販売促進用景品等として好適です。
●現行の鍋製造工程に目安目盛り印字工程を追加するだけで大きな商品魅力を付加できます。
●省エネルギーに少し貢献します。
ターゲット層
多忙なOLさん、学生さん、浪人生さん、単身赴任者、少しずぼらな新妻などなど。
追記
せっかく実用新案登録したので、鍋メーカーさんや関連販売店さんにPRレターをお送りさせていただきました。
そのうち数社様けら同様の下記のアドバイスをいただきました。
●インスタントカップラーメンを調理する際に、鍋でお湯を沸かすのは極めて少数派では?(社内アンケートしたところ)多くの人は電気式湯沸し保温ポットからカップラーメンにお湯を入れているようです。
●また、お湯をレンジで沸かす場合でも鍋ではなく茶瓶を使う場合が多いのでは?
大変お忙しい中、お時間を頂き、また貴重なアドバイスまで頂きありがとうございました。