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超簡単で超適当な植木鉢スピーカーの製作
超簡単で超いい加減な植木鉢スピーカーの製作
不要になったラジカセから取り出したいかにも安っぽい小型スピーカーを用いての超適当で超いい加減なスピーカー製作です。有り合わせの材料で作ったのでコストは殆どゼロ。
もちろん高音質とかHi-Fiとかを目指したモノではありません!!
材料はこんな感じ
基本パーツは小型スピーカーと、それがかっぽり入る大きさの適当な植木鉢(今回はニトリの植木鉢)。
それと、バスレフダクトを形成するダンボール紙、クション材と若干の吸音材など。
でわ作製
まずは、ダンボール紙をクルクル丸めてボンド固めバスレフダクトを作る。それをホットボンド(グルーメルト)で固定する。つまり、植木鉢の底の穴をそのままバスレフ用穴に活用するという適当なスピーカーなのだ。
植木鉢の底面はこんな感じ。これがバスレフポートの穴。
そして、植木鉢のエッジにクション材を貼りつけて、適当な量の吸音材を入れて、スピーカーユニットをポコンとハメ込むだけで出来上がり。
スピーカーユニットは固定しない
このようにスピーカーユニットはクション材を介して植木鉢に乗っけているだけで固定はしない(植木鉢に接触させない)。これが唯一のポイント。それと、バスレフの穴が底面なので、ゴム足などで床面との間に隙間を空けて設置する。
ちなみに、バスレフダクトの長さは適当な3種類程度を用意して、実際に音楽を聴いて好みの長さを決める。スピーカーユニットは持ち上げるだけで取り外せるし、バスレフダクトはホットボンド接着なので、ドライヤーなどで再加熱すれば容易に取り替えが出来て、実験にとても都合がいい。
こんな感じで使用中
植木鉢スピーカーは植木鉢の側に置くといい感じ。
当たり前だが低音は殆ど出ない。でも思っていたよりマトモな音だ。
低域の広域も寂しい感はあるが、小口径フルレンジのため定位感はすごくいい。わりと聴きやすい。この適当に情報量の少ない音が、逆に、パソコン用のながらバック音用スピーカーにはちょうどいいかも。
追記
少なくとも元々のラジカセ(ミニコンポ)に搭載されていた時の音より遥かにいい。
こんな安物のスピカーユニットでも、箱(エンクロージャ)を変えるだけで、ガラっと音が変わる。
ほんとうに面白いと思う。
投稿:2011/5/5