オーディオ嗜好 <<

シンプルなオーディオラックの製作

簡単でシンプルで安価に出来る手作りオーディオラック




材料は全てホームセンターで購入

基本的な材料は全てホームセンターで購入。
材料は厚さ20mmの合板、防振材、キャスター(またはゴム足等)および
サラ木ネジ、木工用ボンド(酢酸ビニル樹脂系)、ゴムボンド(G17等)、水性(または油性)スチン、クリアニスです。
全てホームセンターで揃うものばかり。
木材はホームセンターのカットサービスを利用してカットしてもらう。
材料費、カット料金全て合わせても余裕で1万円以内だった。



防振材(防振ボード)はオーディオにナイスなアイテム

建材として売れれている防振ボード(上写真の黒いボード)はオーディオに使えそうな気配がむんむんする。
オーディオ用防振対策グッズと比べると桁違いの安さ。1畳程度の大きさで1000円程度だったと思う。
購入したのは厚さ4mm程度の黒色の防振ボード(正式名は知らない)で、元来はマンション等のフローリングの下に敷くための防振材のうようです。ゴムのように見えるが、ゴムではない。ゴムよりも粘土に近い感じです。バネとしての性質は少なくダンパー(減衰)特性が優れたもののようです。

幅58cm奥行き40cmの天板の裏側に、この防振ボードをゴム系ボンド(コニシG17等)で貼り付けるのです。

防振ボードを貼り付けると、板を叩いた時の音が変わる。
板だけだと「コンコン」という感じだけど、防振ボードを貼り付けると「コツコツ」という感じなります。

実際に音楽を聴いた時に、このラックの天板の裏に貼り付けた防振ボードが、どれだけの効果を果たしているかは不明。でも、なんとなく音が良くなる気がするというだけでいいのです。この思い込みがオーディオ趣味には必要なのです。きっと。


拡張性のあるドッキング方式なのだ

まずは、木工用ボンドと木ネジによってロの字型のベース台を組み立てる。
同様にコの字型の上乗せ台を組み立てる。
ロの字型のベース台の上に、コの字型の上載せ台をはめ込む構造。
ベース台と上載せ台とはボンド等では固定しない。つまり取り外しは自由。



各天板にサラネジの頭が入る大きさの穴をドリルでえぐる(深さは板厚の半分ぐらい)。
そうするとネジの頭が見えなくなりいい感じになる。
それと、この穴は上載せ台をドキッングしたときのズレ防止機能を果たす。
上載せ台の足下に取り付けたダボが、この穴に嵌まり込みガチッと安定する。



ベース台に上載せ台1つをドッキングした状態。

さらにこの上に、コの字型の上載せ台をドッキングすることも可能。
つまり、いくらでも増設可能な拡張性のあるオーディオラックなのです。


ニスで仕上たら出来上がり

好みの色のオイルスチン(または水性スチン)を満遍なく塗り、よく乾いたら
クリアラッカーニスで仕上げる。



出来上がり。使っている様子。


投稿:2007/11/28

 

Best Price by Amazon

このWEBサイトもサクラです。