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手作りスパイクでスピーカーの足元を頑強に

じゅうたんの下がコンクリートの場合はスパイクの効果抜群

絨毯(じゅうたん)の下がコンクリートの場合は、スパイクで絨毯を貫通させて床のコンクリートの音響的に安定したグランドを積極的に利用しよう!鉄筋コンクリート造りのマンションなどでは床のコンクリート厚みは20cm以上あり、その安定した音響的グランドを利用しないのは損です。特にスピーカーには圧倒的効果があります。無意味に高価なケーブルで悩んでいる場合ではありません。


安くて簡単にスピーカー用スパイク台を作ろう

市販されているオーディオ用のスパイクは以外と高いなので、ホームセンターで簡単に購入できる材料だけで3点スパイク付き重量スピーカー台を製作してみました。

まずはスパイク部分。材料はタッピングネジ(皿ネジタイプ)とネジを支えるMDF板。


使用するタッピングネジはヤスリでネジ溝を出来るだけ削り落とし先端を尖がらせます。
そうしておかないとネジ溝が絨毯に絡まりネジ(スパイク)の先端がコンクリートに届きません。

そして、適当な大きさに切断したMDFの各板中央に穴をあけ皿部が板と平らになるように
穴にエグリを入れておき、その穴にネジ(スパイク)挿入して固定。
これでスパイクASSYが出来上がり。


次に重量台です。ホームセンターで売っているコンクリートブロック(コンクリート台座)
30cm×30cm×5cmをそのまま使いました。十分な重量があります。


このコンクリート台座の3箇所にスパイクASSYを取り付けたら出来上がり。
3点支持だと原理的にビビリが出ないのでGOOD。

取り付けはボンドでOK。



出来上がり

この台を逆さににて絨毯床に置くとスパイクが絨毯とその下のクッション材を貫通してコンクリート床と一体化し
安定した音響的グランドが得られるのです。
そしてこの台座の上にスピーカーやピーカースタンドを置く。

絨毯に置いた場合と比べるとすっきりと定位感が向上します。
無意味に高価なケーブルに変更するよりもエコノミーで合理的な手法だと思います。
ただし、絨毯下がコンクリートの場合のみ有効です。


蛇足

余談ですがブックシェルフタイプのスピーカーって本棚に置くのと、ガッチリとしたスタンドに置くのとでは、驚くほど音が変わりなすねえ。是非ガッチリした台に置いてください。


なにかの参考にでもなれば幸せです。
投稿:2007/11/15

 

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