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ダイソーの充電式電池で電気ドリルを復活
DAISOの単三型NiH（ニッケル水素）充電電池ReVOLTES
税抜価格100円で買える充電式単三電池です。公称容量は1300mＡｈです。最新の大手メーカー製に比較すると小さい容量ですけど値段を考えると文句はありません。この品に関しては既にネットに多くの情報がありますのでご興味ありましたら『ReVOLTES』や『ダイソー 充電電池』等で検索してみてください。
下記にReVOLTESの放電特性実測データあります。
長らく愛用して来た充電式ドリル
僕が学生時代から愛用して来た松下電工製の充電式電気ドリルです。
残念ながら内蔵バッテリ（ニッケル水素電池）がすっかりダメになってしまいました。またメーカーサポート期間もとっくに終了していて修理やバッテリ入手は出来ません。バッテリ以外は全く問題無いので廃棄するのはとても勿体無いです。そこで今回、内蔵専用電池を安価なダイソーの単三型NiH（ニッケル水素）充電電池ReVOLTESに置換することにしたのです。
電気ドリルを分解
茶色の円筒状の物が専用バッテリです。
1.2Vのセルが6個直列接続されています。
これらをReVOLTESに置換する訳です。
ダイソー充電電池ReVOLTESを直列接続する
まずはReVOLTESを2個ずつを錫メッキ銅線でハンダ付け結合します。
重要な作業ポイントは半田ゴテの熱により電池にダメージを与えないよう大熱量半田ゴテで極めて短時間で半田付けします。電池への直接半田付けは危険性を伴いますので、初心者の方はお控えください。また行う場合は自己責任でお願いします。
この2個直列ASSYを3セット作ります。
あとは2個直列ASSYの夫々をクラフト紙で包んでそれらしい雰囲気にします。
そしてドリル本体に取り付けてコネクションを完了すれば出来上がりです。
ちょうどいい感じに入りました。
コネクションはこんな感じです
充電は余剰のACアダプタ（DC10V出力）を流用してのんびり0.1C（以下）充電式としました。つまり充電電流が0.13Ａ（以下）程度となるように電流制限抵抗Rを入れればいい訳です。これでのんびり数時間で充電できます。
使用感
使用して半年近くになりますが全く問題なく使えています。電池の劣化は感じません。この用途はデジカメ等の電子機器とは異なり、過放電防止回路や過電流保護回路等は何も無く、高トルク出力時やモータロック時には極めて大きな電流が容赦なく流れたり、電池にとってはかなり過酷な使用状況となります。このようなヤクザな使用状況でもくじけず働いていますのであっぱれな100円電池だと思います。
実はこのダイソー電池を使う前に、高価で大容量（2600mAh）のNiH電池を使っていたのですが、数カ月で電池が劣化してトルクが出なくなりました。逆に、高価な大容量タイプはこう言ういい加減なヤクザな用途には向かないのかも知れません。
投稿：2015/6/11
追記：2015/6/11 20:45
磨仏さん、takajunさん、有意義なアドバイスありがとうございます。
