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その他雑雑小ネタ
電子工作、電気工作関連の、書く程ではないけど書いてしまった雑雑な小ネタです。
電流出力アンプ
いろいろ面白く使える電流出力アンプ。
通常のアンプは電圧を出力する。つまり、負荷インピーダンス変化に対して電圧が一定だが、
このアンプは電流を出力する。つまり、負荷インピーダンス変化に対して電流が一定なのである。
詳細は別途記事に書く予定。
ブタの鼻のような端子ボックス
安定化電源装置の後ろ側出力を使いやすく!
ブタの鼻のような端子ボックス。
結構可愛いデザインだと思う。
これ、実は単なる端子ボックス。
この実験用スイッチング式安定化電源装置はコンパクトながら最大60Aの大電流を出力できる。
ところが、前の端子からは安全上、20Aまでしか取り出せない(20Aでプロテクションが掛かる)。
それ以上の電流は後ろの端子から取り出すのだが、いちいち後ろにボルトで接続するのが面倒。
よって端子ボックスを作製したのだ。ブタの鼻みたいでデザインがキュートだと思う。それだけ。
miniminiアンプスピーカーボックス
電池で駆動するアンプスピーカーボックス。
超ミニミニギターアンプみたいで可愛いと思う。
実は、これ、信号を音として確認できる携帯用簡易測定器なのだ。
オシロなどの大げさな測定器が使えない状況や信号の有無を簡単に確認したい時などに重宝する。
もちろん可聴域のオーディーオ信号用だけど、入力部にダイオード検波回路も設けているので高周波回路の変調信号の確認も出来る。テスターでは発見できない異常発振も見つけられたりする。
NECのBTLパワーアンプIC uPC1230を用いた簡単ステレオパワーアンプ
もともとは、マルチアンプシステムの基礎実験用に作ったもので、できるだけ手間を掛けず簡単につくるため既製のICを用いた。東芝製やフィリップス製なども試作し試聴したが、結局、NECのuPC1230H2におちついた。
スタンドで縦置きにしてもいい感じ。
ビデオ信号バッファ分配ボックス
ビデオ信号(NTSCコンポジット信号)を2つに分配するために作ったビデオ信号バッファ回路。
今回のバッファ回路はお手軽にJRC製のビデオアンプICを用いた。1パッケージに2ch入っているので都合いい。
ビデオ信号をパラに接続すれば、いくらでも分配できそうだけど、そうは行かない。どんどん画像が悪くなってしまう。ビデオ信号のような広帯域の信号の場合、インピーダンスをマッチングしなければ正しく伝達できないのだ。だから、出力インピーダンス75Ωの信号を75Ωで受けて、また出力インピーダンス75Ωの2つに同時分配するには必然的にバッファ回路が必要となる。ちなみにケーブルの伝達インピーダンスも75Ωに合わせる必要がある。
ビデオのコピーガード信号キャンセル装置
これは、だいぶん昔に作った、いわゆるビデオのコピーガードキャンセラーというやつだ。
回路は、怪しげな雑誌かなんかに載っていたものだと思う。
詳細は忘れてしまった。
ケースの塗装にやたら拘ったのだけは憶えている。
2種類のエアーブラシを駆使して岩っぽくしたのだ。
実験用パルスジェネレータ
これも学生時代にこしらえた実験用のパルスジェネレータ。
当時入手できる最高速のTTLIC(74Fシリーズ)で組んで、出来るだけパルスのエッジを急峻にした。
パルスジェネレータモード(自己発振)と同期出力モードの2モードある。同期出力モードでは外部からの信号(正弦波でも三角波でも何でもよい)に同期したパルスを出力できる。
今では、メーカー製のちゃんとしたファンクションジェネレータがあるので、この自作器は全く使っていない。だから、廃棄しようとも考えたのだが、長年愛用したので、どうも捨てられないのだ。
LANで遊ぼう
これは秋月電子のキット。PICNICという。
LANを介してPCからコントロールできるというのが面白くて一時ははまったが、今は全く使用していない。
なんか応用(実用)できたらいいのだが・・。
Z80CPUファミリー
電子部品を整理していたら、大昔のZ80CPUとその周辺LSIやメモリーがゴソゴソでてきた。
Z80とうのは僕が学生時代に一世を風靡した8bitCPUだ。
今時のパソコン用CPUと比較したら何桁も何桁も乏しい性能の品物。
でも、当時はこれに夢中になった。
なんとかブートプログラムを作成してCP/MというOSを起動させるだけでも大騒ぎだった。
ある意味、古き良き時代だったのかも知れない。
まあ、そんな懐古趣味はさておいて、これをどうしようかな。
今、これらを使う合理的意味は全く無い。
つまり、価値は無いだろう。
捨てるしかないか・・でも、もったいない気がする。
そうだ!全部まとめてヤフオクに出品してみよう!
で、上の写真を全て(Z80CPU、PIO、CTC、SRAM、DRAMなど)を100円開始で出品した。
結果・・合計で15,000円ほどで落札されていた。
ちょっとびっくり。
捨てようかな、と思っていたものが・・
ありがたい、ありがたい。
この世の中、ありがたいことでいっぱいだ。