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H型蛍光管を用いた照明器具

H型蛍光管をむき出しで取り付けると結構クールな照明器具が出来上がります。



点灯用インバータは、暗くなって不要になった電球型蛍光灯(パルックボールやネオボールなど)
のインバータ回路部分を再利用してみました。
こらが不要になったパルックボールです。


これを分解すると、蛍光管とインバータ回路基板が出てきます。


蛍光灯用のインバータ回路とは、とても簡単に言うと、電灯線(50〜60Hz)の交流電圧を整流および平滑して、いったん直流電圧を作り、自励発振回路により、再び数10KHz〜数100KHzの交流に変換し、蛍光管の点灯に必要な電圧まで昇圧させるものです。

この取り出したインバータ回路基板に、H型蛍光管(同じ程度のW数の蛍光管)を接続して、電源を入れると。。
めでたく点灯しました。



H型蛍光管は、小型汎用アルミボックスに穴あけ加工して作りました。
専用ソケットは入手できなかったので、大きさの合いそうな適当なソケットの
ターミナルを用いて熱収縮チューブを被せました。


インバータ回路はこのアルミボックスには入らないので
別のボックスに入れて目の付かないところに設置しました。

僕の部屋の天井近くに取り付けました。


部屋の主照明を暗くして、これを点灯させると、こんな感じです。
今回は、電球色の蛍光管を使いましたので、おちついた雰囲気になります。



■その後
最近の電球型蛍光灯も分解してインバータ回路基板を取り出してみました。
回路構成は殆ど変わりませんが、スイッチング素子として、以前はバイポーラTRが使われていまいたが、最近ではMOSFETが使われているようです。
最近分解して取り出したインバータ基板です。(参考まで)





■ご注意
電球型蛍光灯を分解して、通電する行為は、たいへん危険を伴います。扱っている電圧も高いので、感電する恐れもあります。ここに記載している内容は、あくまでも趣味レベルのことです。十分ご注意ください。

投稿:2006/5/27





 

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