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クールで使い易いハンダゴテ台

市販のハンダゴテ(半田ゴテ)台は、いまいちデザインがクールではありません。
そこで、クールでかつ使いやすいハンダゴテ台を自作しました。


主な材料はアルミ板とMDF材

まず1mm厚程度のアルミ板を幅50mm程度に直線カットし、30mmの丸穴を開ける。

直線カットは定規をあててカッターナイフで気長に繰り返しガシガシしてグニュっと曲げる(折る)と綺麗にカットできます。丸穴はシャーシーパンチを利用。シャーシーパンチが無ければ、ホームセンター等で結構安く丸穴カッターが売っています。



こんな感じに曲げ加工。

そして、耐熱シリコーンスプレーで着色。

放熱性を高めるため上部に隙間を設けた。
穴部を半分上に向けることによりハンダゴテの差し込み易さとデザイン性を両立。
スペーサーで補強してガッチリとした構造。


次にMDF材(9mm厚のMDF板)を加工。

斜めカットが、今回の工作でいちばん難しいとこかも。
凝った加工ツールが無いので、ノコギリで斜めカットした。
ノコギリがへたくそな僕でも数回練習したら結構綺麗に切れたよ。
切る板をガッチリ固定するのが上手に加工するコツのように思う。

木工ボンドと木ネジで接着する。


青色に塗装する。




合体すれば完成

アルミのヘッド部とMDFの台座部をブチル両面テープで合体すれば完成。


で、実際に使ってみた。

こんな感じ。
穴の部分を折り曲げたというのがミソ。
これにより比類ないクールでかつ使いやすいハンダゴテ台が出来た。



追加製作

予想以上に使い易くとても気に入ったので、大型ハンダゴテ用に追加製作した。


電子回路用の細いハンダゴテと合わせて、少し太くて容量の大きいハンダゴテがあると、電源部などの熱容量の大きな部位にも美しくスマートにハンダ付けが出来て電子工作が更にわくわく楽しくなるよ。
何かのご参考にならば幸いです。
投稿:2010/5/27

 

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