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ABCDEFG日記 | COLUMN |

思いつくまま気ままで勝手なコラムです。
客観性や学術性はないです。
過去のABCDEFG日記を加筆編集した記事もあります。

 


ど〜でもいいニュースの裏では

2012/3/30

 

AKBの前田さんがど〜した大島さんがこ〜した等の全くど〜でもいい馬鹿馬鹿しいニュースに比べて、マスコミのとり扱いが悲しいほど地味ですが、その裏で、実はもっと重大なニュースって沢山あるように思います。その1つが、電気自動車の充電規格に関するニュース。電気自動車実用化に関しては、日本は先行していて、その急速充電器の統一規格として世界に先駆けて実用化した「CHAdeMO(チャデモ)方式」を官民一体で国際標準化に取り組む努力をしています。ところが先日、突然、米独自動車メーカーは独自規格「コンボ」方式(まだ構想レベルでしかない)の国際標準化をぶつけてきたのです。技術的には明らかに日本方式が優位なのですが、その他の理不尽とも思える力関係で、日本はかなり劣勢のようです。そう遠くはない未来、徐々にでしょうが着実に電気自動車に移行して行きます。この国際標準化がどうなるか?これにより、今後の日本経済に、かなり大きな影響を与えることは間違いないように思います。AKBの何やらさん達の全くど〜でもいいアホらしいニュースに比べたら、少なくとも数千億倍いや数十兆倍程度は注目すべきニュースのような気がします。

 

どうなる?日本の電気自動車

 

EV充電器 日本VS米独 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/eco/topics/20120327-OYT8T00258.htm
日本EV規格「ガラパゴス化」懸念 欧米勢と充電器標準化めぐり火花- SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120329/bsa1203290503000-n1.htm
CHAdeMO協議会
http://www.chademo.com/jp/

 

 

 

格付け会社ムーディーズって何様なんだ?

2011/10/21

よくニュースでAaaとかAabたか偉そうに格付けしてるムーディーズ(ムーディーズ・インベスターズ・サービス)って、一体何様のつもりなんだろうか?企業の格付けだけでなく、国(国債)の格付けもしている。

例えば、投資家が投資先の信用度(返済能力)を知るために、専門の調査会社(つまり格付け会社)に依頼して、依頼した投資家は、そのレポート(格付け結果)に基づいて投資を行う。なら理解できる。

しかし、格付け会社は、頼まれてもしないのに全世界に偉そうに公表する。そして、全世界の不特定多数の投資家は、その偉そうに公表された結果を信用し影響され投資を行う。これが極めてマズイところなのだと思う。

こ れは、もっと素朴に、単純なシステムとして考えも、マズイことが理解できる。このシステムは偏りが極端に加速するシステムなのだ。少し右に偏ると、そのこ とをフィードバック(つまり公表)することにより左に是正され自動的に安定するシステム(負帰還システム)ならいいのだが、これは、その全くの逆のシステ ム(正帰還システム)で、公表することにより、その偏りが増強し、システムとして、より不安定になるだけだ。

だから、ムーディーズ等の格付け会社が、全世界の不特定多数向けて、勝手に格付け結果なるもの公表するのは「百害あって一利なし」なのだ。

さ らに付加すると、ムーディーズ等の格付け会社の馬鹿げた評価結果に何ら価値(力)があるのではなく、それを多くの人々(投資家)が信用し(参考にし)投資 活動に影響してしまっている仕組みに価値(力)があるのだ。もしかして、それら格付け会社は、その力を逆利用(悪用)して巨大な利益を生み出しているのだ ろうかと邪推してしまう。

 

 

 

同時性の崩れ

2010/12/31

 

ここ数年ほど前から、新年の瞬間を迎えるにおいて、若干寂しいことがある。
それは、昔ならあった、時計の秒針を画面に映しながらのカウントダウンが無くなってしまい、いつの間にか不連続に新年に突入してしまうことだ。なんだか曖昧な不確定性の中に、その大切な境目が埋没してしまったような歯切れの悪い後味を覚える。

これは、デジタル放送化に伴い時間の同時性が保証できくなったためだ。デジタル放送では映像と音声をデジタル化してエンコード(圧縮処理)を行う。そしてテレビ側では受信した信号をバッファリングして(一時蓄えて)デコードし(圧縮された情報を元に戻し)映像と音声を再現する。これら一連の処理のため結構な時間遅れ(数秒)が発生する。しかもその遅延時間が処理系により異なる。つまり、アナログ放送のようなピ・ピ・ピ・ポーンが原理的に出来なくなったのだ。 デジタル放送においては同時性が崩壊したのだ。

 

さらに、今後、ストレージ(記憶装置)がますます高容量化かつ低価格化が進むだろう。すると、テレビ放送は全て録画してから、都合のいい時に都合のいい所 だけを見のが普通のスタイルになるのだろう。全チャンネルを自動録画しておいて(録画という概念すら無くなり)、あとで適当に検索して見るというのが当た り前になり、こうなると、放送時間というのは全く意味を無くすのかも知れない。

 

テレビでは見ることができなくなったNHKの懐かしい時計。

 

 



大地で光る無数の蛍光灯


大地に並べられた1000本を超える蛍光灯(蛍光管)。
電源もなく配線も無いのに光り続けている。

実は、これ、Richard Box氏らによる大規模なアート作品。
上を走る高圧送電線の電磁界(正確には電界の影響)によって地中に突き刺さった蛍光灯が発光しているのだ。
Richard Box

これ、2〜3年程前にネットで結構話題になったアート作品だが、
先日、Yahoo!オークションを徘徊していたら、とある業者のとある出品ページで、これらの写真をみつけた。

で、その出品商品は何かというと、やや怪しげな電磁波強度測定器。
たぶん、送電線から発生する電磁波が、これだけ強力なんだよ、危険なんだよ、ということをビジュアルにインパクトを与えることができるので、これら写真を転用しているのだと思う。

Richard Box氏らによるこれらアート作品の写真は、電磁波の危険性を訴える目的で、色々なところで転用されている。

でも、ここで、気をつけなければならないことがある。それは、蛍光灯が光ることと、人体に悪影響を及ぼすこととは、直接的には何ら関係がないということ。

実は、蛍光灯って、電線を繋がなくても結構簡単に光る。真っ暗な中で、静電気を帯びたプラスチック下敷きを近づけただけで光るし、アマチュア無線程度の無線機(送信中)のアンテナに近づけても光る。テレビ画面(CRT)に近づけても光る(テレビ画面の方が明るいので分からないが・・)。つまり、その程度の電磁界(または電界)は、日常生活においても結構存在している。
また、この送電線の真下で蛍光灯が光る現象は、大部分は電界による影響であり、電磁波による人体への影響とは、そのもそも、全く別次元の話しである。

たしかに、電磁波(電磁場)の人体への影響はまだまだ未知の要素が多い。でも、必要以上に気にすること、実は、それこそが、人体に悪影響なのだと思う。以前話題になった電磁波を異様なまでに恐れ、教祖自ら健康を害した白装束の新興宗教集団パナウェーブ研究所と何ら変わらなくなってしまう。

話は、ちょっと飛ぶが、食品添加物の危険性を過激に表現している『食の裏側』系も、実は考え物だ。僕は、合法的に使用されている食品添加物の人体への悪影響よりも、添加物を気にしながら(添加物は体に悪いと自己暗示を掛けながら)日々の食生活を送っている方が、桁違いに大きく人体に悪影響を及ぼしているように思う。

本やネットの記事など、活字になっていると、なんだか信憑性を感じるが、それは幻想だ。いい加減な本は沢山あるし、デタラメな情報も無数にある。また、真実であっても、ただ単にネガティブなだけで何の有益性もない情報も無数にある。だから、上手にフィルタリング(取捨選択)して、ネガティブな情報や暗示を自分に蓄積しないことが、とてもとても大切なのだと思う。


追記・日本で真似しても光らないかも

日本の街中を走っている送電線の真下に、このアートと同様に蛍光灯を並べても、たぶん、光らないと思う。それは、送電線にも、電圧が数十KV〜数千KVまで色々あり、街中の送電線は低めの電圧の送電線が多く、また、田舎に行って、かなり高圧の送電線があったとしても、その送電線鉄塔が高い(電圧が高い程、鉄塔も高い)ため地面での電界強度が弱くなり十分に(視覚できるほど)蛍光灯が発光しないからだ。




ぜんぶそんな感じなのかも知れない


昔からよく聞く言葉って色々ある。
例えば、
「自分が与えるものが、自分が受け取るもの」

これは、多くの自己啓発書や宗教書に記述されている言葉だ。

「愛を与えれば、愛を受け取る」

「憎しみを与えれば、憎しみを受け取る」

つまり

「自分が世の中に与えた世界が、自分が体験するリアルな現実の世界」

となる。

これを、単なる倫理や道徳やどこかの宗教の教えのひとつと解釈するのと、
宇宙の根本的メカニズムであると確信しているのでは、随分と世界が変わるのだと思う。

何かそんな気がする。
全てはそんな感じなのかも知れない。





すべては心の優先順位


例えば、飲み会の誘いに対して
「仕事が忙しくて、どうしても行けません。とても残念だけど、ごめんね」
と言うような返事をしたりする。

でも、考えたら、監禁でもされていない限り、行けないと言う状況は、実は有り得ない。
だから「行けない」のではなく「行かない」「行きたくない」というのが正確な表現なのだと思う。

もし、警察から「あなたのお子さんが〜で、○△病院に緊急入院しています」と電話があったら、「今は仕事が立て込んでいまして、どうしても席を外せません」と返答することは絶対にないだろう。社運を掛ける重要な客先プレゼンがあろうとも、どんな如何なる先約があろうともキャンセルして、すぐに駆けつけるはずだ。

また、本当に心の底から大切で好きな人との約束であれば、どんなに重要な仕事よりも優先するはずだ。
もちろん、心と理性との葛藤はあるかも知れない。
でも、心が本気だったら、必ず心が勝つ。
だから、「仕事なので仕方ない」は、自分を納得させるための、正当化するための、美化するための方便
に過ぎない。

つまるところ、結局、全ての判断は心の優先順位に起因しているのだと思う。




意識と確率




UNOというカードゲーム。
最近の我が家のブームなのだ。

このゲームは大昔からある定番カードゲームの1つ、とてもシンプルなルールで、かつ結構おもいろい。
将棋とかチェスのように、その人の実力で勝負が決まるものとは違い、殆どカード運のみで勝負が決定する。

でも、こんなゲームでも毎日やっていると不思議に思うことがよくある。
やたら勝つときは、やたら勝つ。
やたら負けるときは、やたらと負ける。
やたら勝っている時は不思議な程、いいカードが来るし、タイミングも絶妙なのだ。
やたら負けているときは、すべてがその逆。
そして、何も掛けていない単なるゲーム(お遊び)なのに、やはり、勝つと少し気分いい。

単純確率に従うシンプルな試行でも、そこに「勝」「負」という人間の意識が加わると
もしかしたら、少し、確率に揺らぎのようなものを与えるのかも知れない。
ちょうど、静かな確率の湖面(エルゴード性)に、意識の小石を投げ入れることにより、湖面に波が起きるように。




実は既に大富豪?


先日の夜、妻が、次のような面白い話を持ち出した。
それは以下のようなもの。
「ねえ、もし、世界トップの大富豪の2人、ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットがその合わせた全資産
(10兆円ぐらい)と引き換えに、唯木(うちの息子)を譲ってくれないか?と言われたらどうする?」
「もちろん譲らないよ」
「そら、そうよね」
「と言うことは、私達は既に10兆円以上の資産を持っているに等しいということだよね」
「えっ・・・」

この発想、だれにでも、いろいろ応用できる。
とうことは、実は、みんな、すでに超資産家。

ちなみに10兆円とは、1ヶ月に1億円の浪費をひたすら重ねても、使い切るのに8300年以上掛かる金額です。




有限だから面白い




夏の恒例、家族でわくわく花火大会。
花火大会と言っても、ダイソーで買ってきた千円分ぐらいの花火を隣の公園でやるだけ。

花火って、全ての花火が終わって、あたりが真っ暗になって、後片付けの時とかに独特の寂しさを感じる。
いわゆる「祭りの後の寂しさ」とい言うやつなのだろうか?
火薬の匂いや表層意識には無い幼児期の記憶に何か関係するのだろうか?
理由は分からない。

もしかしたら、花火が綺麗で魅力的なのも、祭りが楽しいのも、それが限られた時間のものだから
ではないだろうか?

極端に拡大解釈すると、人生が楽しいのは、必ず限りがあるからかも知れない。
つまり、有限だから人生は面白い。
つまり、いつかは必ず死ぬ運命だから人生は面白い。


有限を楽しみ感じるために僕たちは肉体を持って、この世に生まれてきたのでは?
と、ふと思ったりする今日この頃なのです。




人間でよかったなぁ




ベランダでストレッチ体操をしていたら、片隅に蜂が止まっているのをみつけた。
よく見ると、大きな蜂が小さな蜂(蜜蜂)を抱きかかえている。
さらに、よく見ると・・・
大きな蜂が小さな蜂を、た、たべている!

うーむ。
これも自然の姿。生の営みの1つ。
残酷とか可愛そうとかの問題ではないのだろう。

つくづく、人間として生まれてきて良かったと思う。
少なくとも、街を歩いてて、いきなり大きな敵が空から舞い降りて、食べられてしまう事はあまりない。

今、こうやって、人間として、のほほ〜んと生きていられるだけでも
素晴らしく感謝すべきことなのかもしれない。




高圧送電線を眺めるのが大好き



僕は幼い子供の頃から高圧送電線や変電所を眺めるのが大好き。
そして、今でも、気分が落ち込んだ時などは、近所の公園に行って高圧線を眺めます。

僕は、これ以外にも、少し変わった趣味嗜好があったりします。
世の中、いろんな趣味嗜好の人、偏った考えの人、ちょと変な人・・がいるから面白いのだと思う。

 

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