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高出力の赤色レーザーダイオードを入手
2009/10/29
高出力のレーザーダイオードを入手した
うまく放熱し制御すれば連続光で120mWの出力が出来るらしい。通常のレーザーポインターは1mW程度(高出力を謳っているものでも5mW以下)なので、随分と高出力なのだと思う。安全上の理由からか、国内では容易には入手できないようなので海外サイトから購入したのです。
まあ何はともあれ、とりあえず発光させてみた。
素子単体のヒートシンク無しなので励起可能な最小電流50mAの定電流回路で駆動させた。
左写真はレーザー光。右写真は通常の高輝度赤色(参考まで)。
最小出力でも結構明るい。
写真では分かりにくいけど通常のLEDの光とは雰囲気がかなり違う。
紙などに照射すると異様にギラギラする。
これがコーヒレンシーな光というやつか。
紙の細かな凹凸に干渉しているのだろう。
それと、不思議な現象がある。
このギラギラを見ていると立体的に見えたり遠近感が麻痺したりする。
これがホログラフィーの原理なのかな??もしかして。
ちなみに、なんの目的で高出力レーザーダイオードを入手したかというと。
簡単なレーザー加工アート遊びをやりたいと思ったからだ。
XYプロッターを改造してヘッドの部分にレザーダイオードと集光レンズを取り付けてPCから制御して素材に焼き付けてアートを作製するお遊びだ。赤外レーザーの方が本当は向いているのかも知れないが、眼に見えない光だと面白味が無いので可視光にこだわったのだ。
あとは、コリメータレンズとポンコツのXYプロッターと保護メガネを入手する予定。
まあ、気長に探そう。